更年期に入り、イライラしやすくなった、気分が落ち込む、不安が強い、以前より気持ちの波が大きくなった――。

更年期は、女性ホルモンの変動に加え、仕事や家庭環境の変化、睡眠不足などが重なり、心身の不調が現れやすい時期です。

当院では、女性医師が患者様のお話を丁寧に伺いながら、ホルモン変化や生活上のストレスなどを含めて状態を整理し、必要な治療をご提案します。

更年期にみられる心理的な症状

次のような症状が現れることがあります。

  • 気分が落ち込む
  • 些細なことでイライラする
  • 不安や焦りを感じやすい
  • 気持ちが不安定になる
  • 何をしても楽しめない
  • やる気が出ない
  • 集中力が低下する
  • 眠れない、または眠りが浅い
  • 人に会うことが億劫になる

症状の現れ方や強さには個人差があります。身体の症状が目立たず、心理的な不調だけが現れる場合もあります。

更年期に心の不調が起こる原因

更年期には、女性ホルモンの分泌が大きく変化します。その影響で、自律神経の乱れや睡眠の質の低下、不安感や気分の落ち込みなどが起こることがあります。

また、子育てや介護、仕事、人間関係、体の変化への戸惑いなど、さまざまなストレスが重なっている場合もあります。

心理的な症状が更年期によるものと思っていても、うつ病や不安障害など、別の病気が関係していることもあります。つらい症状が続く場合は、自己判断せずご相談ください。

受診の目安

次のような場合は、心療内科への受診をご検討ください。

  • 気分の落ち込みや不安が続いている
  • イライラや感情の波を自分で抑えにくい
  • 眠れない、食欲がないなどの変化がある
  • 家事や仕事に支障が出ている
  • 以前楽しめていたことを楽しめない
  • 更年期の不調について誰かに相談したい

「更年期だから仕方がない」と我慢する必要はありません。症状が軽いうちでもお気軽にご相談ください。

当院の診療

診察では、気分の変化や不安の程度、睡眠、体調、月経の変化、生活環境などを確認します。

必要に応じて婦人科などとも連携しながら、休養や生活習慣の見直し、心理的なサポート、薬物療法など、状態に合わせた治療をご提案します。

当院では女性医師が、患者様のペースに合わせてお話を伺います。症状をうまく説明できなくても構いませんので、現在つらいと感じていることをお聞かせください。

よくあるご質問

更年期の気分の落ち込みだけでも受診できますか?

はい。気分の落ち込みや不安、イライラなどの心理的な症状だけでもご相談いただけます。当院は内科も併設しておりますので、もし体にも不調がある場合は医師同士が連携して診察を行います。

更年期の不調は婦人科と心療内科のどちらを受診すればよいですか?

ホットフラッシュや月経の変化など身体症状が中心の場合は婦人科、気分の落ち込みや不安、不眠など心理的な症状が中心の場合は心療内科が相談先の一つです。迷う場合は、まず受診しやすい科にご相談ください。

薬を使わずに相談することはできますか?

はい。休養や生活リズムの見直し、ストレスへの対処など、薬を使わない方法も検討できます。治療方針は、患者様の症状や希望を伺いながら決めていきます。ご希望により漢方を用いた治療も可能です。

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