「ぐるぐる回る」「ふわふわする」「立つと目の前が暗くなる」——めまいの原因は一つではありません
「めまい」と一言でいっても、その感じ方や原因はさまざまです。
耳の病気が原因となることが多い一方、血圧低下、貧血、低血糖、不整脈、薬剤など内科的な病気が関係することもあります。
また、まれですが脳卒中など緊急性の高い病気が隠れていることもあります。
めまいの主なタイプ
ぐるぐる回るめまい
自分や周囲が回転しているように感じます。内耳の病気などでみられることがあります。
ふわふわする・ふらつく
体が浮いているような感じや、歩行時の不安定感として現れます。原因は幅広く、全身状態の評価が必要です。
立ち上がると目の前が暗くなる
起立性低血圧、脱水、薬剤などが関係することがあります。
動悸と一緒に起こる
頻脈・徐脈など不整脈の可能性があります。
めまいの主な原因
- 良性発作性頭位めまい症など耳の病気
- 起立性低血圧
- 脱水
- 貧血
- 低血糖
- 不整脈
- 薬剤
- 甲状腺疾患
- 脳血管疾患など
当院での精密検査
東静岡たけもと内科では、めまいの感じ方、持続時間、起こる状況、動悸や頭痛などの随伴症状を詳しく伺い、内科的・循環器的な原因がないかを確認します。
血圧測定
必要に応じて立位時の血圧変化を確認します。
12誘導心電図
徐脈や頻脈、不整脈がないか確認します。
ホルター心電図
発作的なめまいと不整脈の関連が疑われる場合に行います。
血液検査
貧血、血糖、電解質、甲状腺機能などを確認します。必要に応じて耳鼻咽喉科や脳神経系の専門医療機関をご紹介します。
当院での治療方針
原因に応じて治療します。
脱水であれば水分補給、薬剤性であれば内服調整、貧血や血糖異常などがあれば原因疾患を治療します。
不整脈が原因の場合は、その種類に応じた治療を検討します。
治療期間・通院の目安
- 一過性・軽症:原因確認後に経過観察
- 繰り返す場合:追加検査
- 不整脈疑い:ホルター心電図
- 他科疾患が疑われる場合:専門医へ紹介
放置するとどうなるか
一過性で自然に改善するめまいも多くありますが、繰り返す場合には原因を確認することが重要です。
特に歩行障害、麻痺、言語障害などを伴う場合には緊急性があります。